言葉の支え

心の支えとなった 「好きな言葉」を紹介します

地球儀

子供の時に地球儀がありました。
父が買ってくれたと思いますが、
よくクルクル回していたのは覚えています。
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実は今日が父親の命日でして、
なんとなく地球儀を思い起こしたので
子供たちにあげました。

別に、これで何かを学んでほしいとか
頭がよくなってほしい、とか思ってない。
興味をもってくれればいいなと。
クルクル回すだけでもいいですよ。
使わなくてもいい。

って、思っていたら
わりと興味を持ってくれました☺️
まぁ、上の娘はもう小2ですし。

まず
「にほん  どこ?」
って聞かれました。

おぉ、知らないか。
そりゃそうだよな、教えたことない。

「にほん  ちっさい!」
と言われました。

いやいや、世界の中では
大きい方なんだよ。
いろいろ教えたいけど、先入観を
与えるのもどうかと思って
「そうだね」
とだけ言いました。

いいんです、これで。きっと。

以下、娘の言葉。
「ちきゅうって  まんまるだ」
「にほんって上のほうにある」
「ロシア大きくてずるい」

子供だから、見た感想そのままだけど。

やばい、「本当にそうか?」と
思ってしまう面倒な思考にはまる💦

以下、興味ない人も多いと思いますが
あえて書きます。

「にほんが  上にある」
って娘が言ってましたが、
それは北半球を上にして
地球儀が作られているからであって、
本来は上も下もない。

そもそも、宇宙から見れば
北も南もない。
だから上も下も、人が作った基準。

「まんまる」っていうのは
大人である僕たちは知っていますが
「知識として」知っているのであって
実感したことはない。

ブラジルに行ったら
「上下逆」で行動することになりますが、
実感はできません。
あくまでも地球の中心側が
「下」になるだけ。

子供のらしい疑問に
答えを持ち合わせているほど
大人がすごいというわけでは
ないんだな、ということは実感しました。

そういえば、僕の子供のときは
「ロッキー山脈かっこいい」
ソビエトでかすぎる」
とか。

子供の好奇心、大切にしたいなと
思いました。