言葉の支え

心の支えとなった 「好きな言葉」を紹介します

カテーテル検査の補足

 

検査入院に関しては3つ目の記事となります。

前の2つもぜひ見てください。

 

今回は、前回に書いた

カテーテル検査の補足的な内容を書きます。

 

カテーテル検査の準備とは

 

カテーテル検査にはいくつか準備があります。

その中に意外な内容があったので書きます。

ただ、カテーテルを行う人にとっては当たり前みたいで

僕の事前調査不足でもありました。

僕は、検査の前日に初めて知ったので驚きました。

 

今となっては笑うしかありません。

不快に思う人が少数いるかもしれませんが、

僕は笑うしかないと思ってます。

ぜひ笑いながら読んでほしいし、

笑いながら知ってほしい内容とは思います。

 

少し恥ずかしい気持ちもありますが

基本的には何も隠さずに残そうと思って

始めたブログなので、やっぱり書いていきます。

 

その肝心の「準備」の話の前に、

予備知識を書きます。その方が分かりやすいので。

 

まずその「予備知識」について。

カテーテル検査は血管にカテーテルを通します。

僕は右手の手首と肘から通しました。

これが一般的みたいです。

 

ただし、手や腕から通せない場合は

足の付け根の血管から通す場合があるようです。

 

基本的に手から通すのは、検査後の回復が早いから。

 

動脈に穴をあけるため、終了後は結構きつく

固定されます。

さらに、一定時間動かすことができません。

 

手、肘から通した場合は30分から1時間程度で

動かすことができる。

足の場合は4時間も歩行禁止。

トイレにも行けない。

さらにヒザを曲げたりもできない。

つらい態勢が続くので基本的には

手首と肘からカテーテルを通す。

 

しかし、いざ診察台で手から通せないとなると

その場で「足から」という変更になる。

 

「足から」となると冒頭の「ある準備」が必要なのですが

診察台でその準備をするのは手遅れ。

ということで、「ある準備」は検査を行う前にやる。

 

つまり、カテーテル検査をやる人は「全員」

足からカテーテルを入れてもいいように

「ある準備」をすることになる。

 

その「ある準備」は

腰からヒザまでの除毛。

毛を剃るってことですね、全部。

 

え、全部?腰からヒザの除毛ってことは

「あそこ」の周りも剃るの?

ええ、そこも含めて全部。

 

え?そうなの?

初めて看護師さんから言われた時は

驚いてしまった。

想定外で戸惑ってしまった💦

 

理由としては、カテーテルを通す時には

動脈から入れるため、動くと多量の出血になる。

そうならないようにテープでがっちりと固定する。

そんな処置を足の付け根から行うのであれば

その周辺の体毛は邪魔でしかない、ということ。

 

まぁ、やるしかないよね・・・・・。

 

そして、その「準備」は普通に病室でやる。

バリカンと大きな布を渡されて

この上に落として行っていいですよ、と

看護師が言って去っていく。

 

ま、仕方ないから準備を進めていく。

 

終わったら看護師が戻ってきた。

 

「終わりました?じゃあ確認しますね」

 

あ、やっぱり確認するのね。

恥ずかしいなあ、と思ってるのは

たぶん僕だけ。

 

すごくテキパキと確認して

「はい、大丈夫です」と看護師。

見た感じ、たぶん20代。

こんなおっちゃん相手に嫌がらずに

頑張ってくれてるんやな。

 

ちなみに、僕の検査が終わった後に

同じ部屋の患者さんが

カテーテル検査を翌日に受けるらしく

「ある準備」を看護師から説明されてました。

僕と同じように驚いていました。

 

さて、そういうわけで

このカテーテル検査で僕は

一時的に失くしたものがありました。

もう見た目からして違和感ありです。

 

カテーテル検査をした人のブログとかを見ると

これは当たり前らしい。

いやぁ、勉強不足。

 

ちなみに、退院して自宅のお風呂に入る時

鏡の前で裸になった時に気づいたことがある。

「2日間放置したヒゲの方が濃い」

急に下半身が頼りなく見える。

 

もう本当に笑うしかない。

違和感がありすぎる。

また生えてくるのかなぁ。

 

家族に話しても笑われた。

約1名、笑いすぎやろ、というぐらい笑われた。

ええ、そのぐらいでいいです。

 

丁字帯

 

もう一つ、カテーテル検査の時に

準備がありました。

準備というほどもないが。

 

看護師から言われた。

「検査の時は、この検査着と

テイジタイ  を身につけてください」

 

とりあえず、分かりましたと返事だけする。

 

これも僕の勉強不足かな。

「テイジタイ」というのが分からなかった。

とりあえず広げてみる。

 

どう見ても 使い捨て用の

「ふんどし」。

 

ああ、テイジタイ、って形からし

「丁字帯」か。

ふんどしって、丁字帯というのか。

知らなかった。

 

さて、ふんどしも身に着けたことはないが

やり方は分かる。

 

昔の話になるが、小学6年生の時に

担任の先生が

「ふんどしの付け方」を話していたのを覚えている。

たぶん、歴史の授業中だったんだろうな。

 

はじめは長い帯を「後ろ」にして身に着ける。

 

え??うしろ?前じゃなくて?

と思ったのを覚えている。

 

後ろから足の間を通して前に持ってきて

紐をくぐらせてから前に垂らす。

 

なるほど!

と、授業と関係ないことを

なぜか鮮明に覚えている。

 

小学6年生で教えてもらったことが

27年後にようやく発揮された。

 

ちなみに、カテーテル検査では

診察台に仰向けになったら

すぐに「丁字帯」も解除されることになる。

 

足のカテーテル挿入に切り替わっていいように。

その一瞬はただ全裸で仰向けになる。

 

こんな感じですな。

カテーテル検査の知られざる

大切な準備、公開しときます。