言葉の支え

心の支えとなった 「好きな言葉」を紹介します

知らなかった 「はだいろ」

常識はずれと言われるかも
しれませんが、近年では
「はだいろ」 という色は
名称として使わないようです。

最近は

「うすだいだい
「ペールオレンジ」
と表現するようです。

過去に使っていた「はだいろ」は
「日本人の肌色」に近く、
世界的には「はだいろ」という表現に
差別的な意味合いが含まれるから
というのが大筋の理由のようです。

確かにそうです。

僕は思いっきり「はだいろ」で
育った世代です。
今でも「その色」は「はだいろ」と
言います。

ただ、多くの人がそうだと思いますが
「はだいろ」と言葉で表す時に
「肌の色」という実感はありません。

青よりも薄い色は一般に
「みずいろ」ですが
「水の色」と思ってしまう人は
多くはないと思います。

青よりも濃い「あいいろ」も
わざわざ「藍の色」と思わないでしょう。
あくまで単語として覚えているだけです。

それでも「はだいろ」が
という表現が適切でなかったという
考えには賛同できます。

明日からは「うすだいだい」と
言っていきたいと思います。

小2の娘は
「はだいろ?なにそれ?」
と、本当に知りませんでした。
教える必要もないかと思います。

聞かれたら、
「たくさんあるうちの肌の色の一つ」と
教えればいいのかなと思います。