言葉の支え

心の支えとなった 「好きな言葉」を紹介します

ポリシー その1 誰かのフィルター

最近、日増しに思うところがあって。

一般的に 人って他人の言動に
対して敏感かつシビアだと。

政治家の発言に
「おかしい」とか
「こうすべき」  とか。

声をあげるのはいいと思います。
詳細はのちほど書きますが。

身近なことであれば、
うちの会社は人事異動が多くて
社員は2年ぐらいで全員が
入れ替わるほど多いのですが、

新しい人が来る前から
「厳しい人らしいよ」 とか
「やさしいらしい」
とか、先入観を持ってしまう人が多い。

そういった
「誰かからの事前情報」って
わりと好きな人多いんですよね。

でも、結局は直接会うまで
自分のなかでの印象は分からない。

「厳しい」とか
「やさしい」
とか、誰かからの事前情報って
確かに当たっている事がほとんど。
納得できる場合も多い。

でも、その人の考え方を知らないと
「厳しい」も
「やさしい」も
意味がないと思う。

「行間を読む」

ビジネスではあまり
好まれていませんが
人と接する上では重要だと
思っています。

なんで厳しいところがあるのか。
どういう考え方なのか。

「誰かからの情報」って

「誰か」のフィルターが
かけられています。
善悪の意図が含まれている時も
そうでない時もある。

だから、僕のポリシーとして
誰かからの情報は
「そうなんだ」ぐらいで流しています。

SNSの普及で
誰かの発言に対して
「おかしい」 とか
意見が上がること自体は
是も非もありません。

ただ、表向きの情報とは別に
「言えないこともあるだろう」とか
違う見方をしてもいいと思う。

結局、自分での見方を決めるのは
自分だけだよ、
他人の言葉をそのまま
鵜呑みにするのは意味がない。
それが僕の基本的な考え方です。


こういうこと考え出したら
政治家って大変ですよね。

常にメディアのフィルターが
かかってしまうから。
それもTVやネットや雑誌とか
数えられないほどにあるから。

それに、大衆の考え方って
わりとメディアの影響を受けると思う。

他人の言動を厳しく見る前に
自分のフィルターに自信を持ちたい。

そんなことを考えた今日この頃。