言葉の支え

心の支えとなった 「好きな言葉」を紹介します

技術が向上している手術

さて、前回の記事では省略した

「手術の方法」について書きます。

 

以下、医師の説明を聞いてまとめたものです。

専門家が読むと詳細は違うかもしれませんが

概要が伝われば十分と考えて書きます。

 

基本的には切開だった

弁膜症の手術は基本的に切開だった。

胸骨まで切るので体への負担は大きく

術後は数日ほとんど寝たままとか。

 

それが近年では内視鏡や手術器具、

何よりも医師の技術の向上により

手術の選択肢も増えている。

 

今回の僧帽弁の手術では

何年か前までは内視鏡手術よりも

切開するのが主流だった。

まぁ、内視鏡手術が後から実用されてきたので当然ですが。

 

内視鏡では限られた空間で

しかもカメラからの画像が頼りなので

制約が多かった。

 

しかし、近年では医療道具も進歩があり

手術用の器具、カメラも向上している。

 

ちなみに、検査入院では前の病院でも行った

経食道心エコーをもう一回行うことになっている。

次は 「3D」らしい。

心エコーの3Dってあまり想像できない。

 

さらに検査入院では心臓のカテーテル検査も行う。

カテーテルも詳しくは知らないが

造影剤を使って心臓の血管の状態まで

調べられるらしい。

血栓がないか、とか

まぁ今回の手術に関係なさそうでも

総合的に状態が分かるらしい。

 

カテーテルはともかく、3Dの心エコーにより

僧帽弁の内視鏡手術が可能になっているとか。

 

また、特に僧帽弁では内視鏡の方が手術しやすい場合も

少なくないらしい。

僧帽弁そのものは背中の方を向いているらしく

切開して正面から見るよりも

内視鏡で横から見たほうが手術はしやすいとか。

 

正直、そんなところまで説明されても

こちらは全く分からないし想像できない。

この点に限れば

「そうなんだ」と受け流してしまっている。

 

ところで肝心の術後の経過について言及すると

現在では切開した場合と内視鏡で行った場合の

術後の経過はそれほど変わらないらしい。

 

ただし、僧帽弁を含めた弁膜症の手術に内視鏡手術が

使われたのはこの数年のことで、

たとえば15年後や20年後の比較はデータがないのでできない、

ということは説明があった。

術後の数年では経過に差がないので、

おそらく大きく変わらないと予測はできるみたいだが。

 

そういうわけで、少なくとも僕が通院している病院では

内視鏡での手術が今は主流になっている。

 

切開の場合、体への負担が大きいことや

感染症のリスクが一般的に高くなるらしい。

内視鏡手術では時間がかかったり、手術に制限があるが

そのデメリットが少なくなっている、という説明だった。

 

検査入院とかは続くが

そういうわけで、この後は検査入院などで

今までと同じような検査をもう一度受けることになるが

今回の手術のためなら受けようと思う。

 

・食道心エコー

・心臓カテーテル

CTスキャン(だったかな?)

・心電図、血液検査、レントゲン、とかもだったかな。

 

もはや、資料を見返さないと分かりません。

手術と直接関係のない検査もあるでしょうが

病院はデータもとるだろうから仕方ないかなと

勝手に思っている。